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朝、満次郎さんから「突然ですが、興福寺で薪能があるんですがいらっしゃいませんか?」というメールを頂いた。
興福寺といえば、あそこの住人、阿修羅像は現在東京に出張中のはずだが、なかなかすごい人気なそうだ。興福寺って昔行ったことがあるけど、その時は奈良の幼馴染の家からだったし電車だったから、家から車で行くとどれくらいかかるのかちょっとわからなかったけど、40分ほどで着くことができた・・・はずだった。
ナビから興福寺を検索して走り、目的地近くなったとき何でこんな住宅地と思ったら、到着したのは
興福院 だった。
まあ奈良の中心地なんてそんなに大きくないから、新たに興福寺と入力し直してから約10分ほどで到着した。
奈良って当たり前のように鹿が道を横切ったり、普通に歩いている。写真を撮りたかったけど、公演がもう始まっていたので大急ぎでパーキングに車を入れて会場に入る。
この幕の外側はすぐ道路になっていて、車も通るし人も歩いている。だから大鼓のカーンという音が外にまで響いてて、行きかう人が何事かと驚いて見ていたりする。
座席は
時代劇の戦のシーンに出てきそうなこんな和風ベンチ(名前知らない)が並べられており、満員状態である。このベンチの前には
芝生にシートが引かれ、その上に座っている人もいるようだった。
満次郎さんの舞台は5時半からでまだ明るいうちなので薪に火は入っていない。烏の鳴き声がしたり、風が吹いたり、どこからかお寺の鐘の音も聞こえてくる。昔、能が始まったころはこんな感じだったんだろうな。
満次郎さんの舞台が済んだ後、寺衆徒によって火入れがあり茂山千五郎氏の狂言が始まった。その後休憩を挟んで最後は観世の「葛城」、済んだら8時半を回っていた。
どうも私の場合、やはり楽器に興味があり、今日の能はずっと足で拍子をとりながら観ていたようで、なんか能というよりは音楽のライブに来ているような感じだった。
外で観る能は初めてだったけど、なかなかいいもんですなあ。
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